【登山記録・金剛山(大阪/奈良)】思い付きで地図も持たずに初めての登山<おそらく伏見峠ルート>


こんにちは!299(ニクキュー)母です。
2024年夏、キャンプに本格的にハマりだし、勢い余ってInstagramを運営しだし、こうしてブログまで立ち上げてキャンプのことを掘り下げてきた私ですが…
なぜか登山にハマりかけています。
登山とキャンプはギアやファッションなど共通する部分も多いです。
齢40代を迎え、体力的にもアクティブに遊べるのは後何年なのか…そんなことを考えると、どっちもできるうちに貪欲に楽しんでいきたい!と強く感じている今日この頃。やや前のめりです。
さて、そんなわけで。
このブログではキャンプだけでなく今後は登山のことも書いていきたいと思っています。今後キャンプだけでなく登山スキルも上げていきたいので、自分の備忘録のために記録していこうと思っています。
まだまだキャンプも登山もビギナーの40代ですが、一度きりの人生をちょっとでも楽しく可能な限り地球と遊べるようにがんばっていきたいと思います。
はじめての登山
私にとって初めての登山は2017年にさかのぼります。
当時、仕事の激務に追われていた私は無性に大自然に身を投じたいと思っていました。人は疲れているときマイナスイオンを欲するとかなんとか…そんな話を誰かとした記憶がありますが、それだったんでしょうか。
それで思い立って金剛山に出かけたのでした。
なぜ金剛山だったか?というと、2013年と2014年に金剛山の山頂付近にあるキャンプ場『ちはや園地』でキャンプをしたことがあったからです。山といえば金剛山、むしろ何の知識もなかった当時の私にはそれ以外は思い浮かばなかったんでしょう。
本当はキャンプに行きたかったはずですが、忙しい友人たちとスケジュールを合わせて準備をする猶予などないほど、その時の私は自然の中に行きたくて仕方がなかったのかもしれません。
登山知識ゼロで思いつき登山
おもむろにリュックを背負い、途中のコンビニで水とおにぎりを買い、車で登山口までとりあえず向かったのを覚えています。
服装はなんとなくアウトドアスタイルではあったものの、とくに速乾性の機能的なウェアでもなく、スニーカーは普段履きのものだったし、ルートの確認など全くしていませんでした。(そもそも、そういうことをしなければいけないという知識が皆無でした。)
(とりあえずあの辺に行けば登山口があったはず…)
と、Googleマップナビを頼りに目指した金剛山。
金剛山は近畿ではメジャーな山ですから、登山口までのルートも整備されていますしナビでもしっかり案内してくれます。登山口付近につくと、駐車場がありましたのですぐに分かりました。
記憶が朧気なのでどの駐車場に停めたのかはっきりと覚えていませんが、なかなか広くて立派な場所だった気がするのできっと私は金剛山ロープウェイ前駅付近まで行って、「大阪府立金剛登山道駐車場」に停めたのではないか…?と思います。
登山開始

車を停めてトイレを済ませ準備運動を少しだけしたら、さっそく登山口から山道に入っていきました。他の登山客もおられたし道が整備されてますので、迷うことはありません。しかし、登り始めて10分も経たないうちに思ったのです。
「めっちゃしんどいやん」
普段デスクワークでPCと向き合っているだけの私は圧倒的に運動不足の日々をいまだに過ごしています。移動も車が多いため、足の筋力は幼稚園児のほうが立派だったかもしれないです。
さらに、ろくにルートを調べずに挑んだ初の登山で私の目の前に立ちはだかったのは、そこそこの急坂と岩場でした。
登山の知識が全くなかった当時の私にとって、金剛山に登るルートが複数あるなんてことは想像もしておらず、登山口から何となく道っぽいものを進んでいけばてっぺんに到着できるんだろう、そんな考えでいたんです。

今思えばなんて無謀な…と思うし無事に帰ってこれてよかったです。
私はどこを歩いたのか?

今になって、当時歩いたあのルートはなんだったのか?と思いYoutube動画やGoogle検索を漁りまして、当時の微かな記憶を頼りに見覚えのある景色を探しました。
そうしたところ、おそらく南ルート登山口にある「百ヶ辻」という登山口から入山し、「伏見峠ルート」を歩いたのではなかろうか?と推測されます。
このルートは超初心者向けのルートだとのことでした。
(あんなにしんどかったのにー!?)
しかし、記憶ではちょっとした岩場を登ったような気もするし…もしかしたら途中で派生ルートに入ったのか、正直定かではありません。
まあ、出発地点だけは明確になったので良かったです。
ちなみに、とくに参考にさせていただいたのはヤマイロハさんの下記ガイド動画です。ノーカットで登山ルートを見ることができるので初心者にはたいへんありがたいチャンネルです。ありがとうございます。
![完全版[伏見峠 登山ルート]金剛山登山道ガイド↗️超初心者におすすめ登山!頂上まで詳しく紹介|ヤマイロハTV](https://299camp.com/wp-content/uploads/2024/08/no-image-320x180.jpg)
登山、しんどすぎ

前述したように日頃運動不足の私にとっては、超初心者コースである登山であっても相当キツかったです。なんでこんな疲れることをしに来てしまったんだろう…登りながら何度思ったかしれません。
でも、来たからにはてっぺんとらんで何とする。元バレーボール部なので根性だけはちょっとあるのです。(大げさ)
兎にも角にも、道っぽいものをひたすら進んでいき、無事に山頂に到着!

「ちはや園地キャンプ場」も懐かしく、山頂のベンチに腰掛けてコンビニで買ったおにぎりをパクッと一人で食べました。平日だったので人がまばらだったのを覚えてます。

さわやかな風が通り抜ける6月。天気は晴れていて開けた展望と緑のいい香りが疲れた体と心を癒してくれる気がしました。自然の中に身を投じることは大事だなと改めて感じたのです。

下山
しばらく景色を堪能してから一気に下山。
登っているときはあんなにしんどかったのに、降りてみれば不思議と爽快感と達成感に包まれて気持ちよく帰宅しました。

数回のソロ登山
2017年は、こんな感じで山のこともろくに知らないままソロ登山を数回繰り返しました。写真もあまり撮っておらず当時の記憶をさかのぼりますが記憶力は年々衰えていくばかりの気がしています。
写真に撮ったりテキストで記録を残すことは重要だと感じます。とくに旅の記録や、大好きな映画鑑賞についても同じ。サボっていると「あれ?この映画見たことあるぞ」なんて過ちは度々起こります。
あとがき
結局のところ、2017年に数回登山をしてからは一切山に関心もなくなり忙しい日々を過ごしていました。
約6年前の初にしてソロ登山を思い出してみると、何の装備もロクに持たず知識もなく山に登ったことは今思うと「怖いなー」と思います。遭難の多くは低山で起こっており、誰もが知る六甲山や金剛山など、ハイカーが多く整備されたような山でも遭難事故はじゅうぶん起こりうることを今では知識として知っているからです。
私は遭難ファイルのようなYoutube動画もよく見るのですが、多くは軽装で出かけたり準備不足のため、いざ滑落や道迷いをしたときに耐久がなく最悪の場合死に至っています。
登山では、低山であってもハイカーの多い山であっても「万が一」を考えてしっかり準備しておくことが大事だと今は知っています。それは、自分のためであるのはもちろんのこと、家族の心配やもしもの時の負担を軽くし、救助に当たる自治体や救助隊など第三者の迷惑になることも防止します。
まだまだ私自身は登山スキルも低いビギナーなのですべてにおいて勉強中ですが、可能な限り気を付けて自然を楽しんでいきたいと思っています。
以上、長々となりましたが私の初登山記録でした。