【登山記録・生駒山(大阪/奈良)】<↑辻子谷ルート↓生駒山駅>

こんにちは、299Camp母です。
今回は2024年10月6日に初めて生駒山に登山した記録です。
299Campの登山について…
大阪市内在住の我が家では、主に登山にハマりだした母がメインになって、家族を巻き込んで、大阪市内から行きやすい山(大阪/奈良/和歌山/兵庫辺り)を中心に低山登山に挑戦中です。
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生駒山はこんな山

生駒山(いこまさん・いこまやま)は、奈良県生駒市と大阪府東大阪市との県境にある標高642mの山で、生駒山地の主峰です。山頂部分は奈良県にあたります。
古くは役行者による鬼退治の伝説で知られ、山腹には現世信仰で知られる宝山寺を中心として、滝の修行場や祠など大小さまざまな宗教団体の施設が設けられているとのことです。
奈良県側の山麓に生駒山の神を祀る往馬坐伊古麻都比古神社(往馬大社)があり、大阪府側には山麓に「いしきりさん」で親しまれる石切劔箭(いしきりつるぎや)神社や元春日とよばれる枚岡神社等は有名です。

子供のころから大阪に住んでいる私にとってはおなじみの有名な山であり、小さい頃は祖父がよく山上にある遊園地に連れて行ってくれたりしました。
天気が良ければ大阪市内からも拝むことができる山でとても親しみがありますが、登山は初めてとなりました。
今回のメンバー
今回は6年ぶりのソロ登山でした!
私はやっぱり家族や友人など誰かと登るほうが、どっちかというと好きかもしれませんが、一人は休憩タイミングも寄り道もマイペースにできるので気楽ですよね。
車で登山口近辺まで
大阪市内の自宅から車で行きました。高速道路を使って片道1000円程度。昼過ぎに出発し、30分ちょっとで到着しました。(近い!)
ナビは「石切駅」に設定し出発。水走ICで下りて下道を20分ほど走りました。アクセスは非常に良いです。

駅前にあるコインパーキングに駐車。料金は1,100円かかりました。
登山スタート
さて、どこから行くのか?
ヤマレコでダウンロードしていた地図を頼りに歩いていきます。

事前に地図をダウンロードしておくと、スマホの電波が届かない場所でもGPSで現在地が分かるので助かります。

他にもハイカーらしき方が歩いていくほうについていきました。
10月5日でしたが、残暑厳しくまだまだアスファルトの道を歩くのは暑かったです。山道より、こういう整備された坂道ってしんどく感じます。

古いお屋敷が風情ありました。(人は住んでなさそう)

山頂までの道中にはたくさんのお地蔵さまが並んでいました。
「お邪魔します」とペコリ、挨拶しますが数が多すぎてペコペコしまくりましたw
石切神社
しばらく歩くと、「石切さん」と呼ばれる石切劔前神社(いしきりつるぎやじんじゃ)に到着。こちらは上之社(かみのやしろ)になります。

石切神社は、もっと麓にある下之社のほうが有名で賑わっています。こちらは少し登ってこないといけないので人は少なめで静かです。この日は、数人の方がお百度参りをされていました。
ルートからは外れますが、少し寄り道をして参拝してきました。
ルートに戻ると、案内板が。
不明だったルート名が明らかになりました。
私が登っているのは『辻子谷(ずしだに)ルート』と呼ばれているようです。

もっと詳しい案内板がありました。
『辻子谷ルート』のほかに、『くさかコース』、『宮川谷コース』というルートもあるようです。どんなルートなのか気になりますね。

ちなみに、もっと楽しむなら「石切駅」ではなく、距離は遠くなりますが「新石切駅」をスタート地点とし、参道商店街でショッピングとグルメを楽しみ、石切神社の上之社を通ってこれらのルートにはいることもできるようです。
次回は、それで歩いてみたいと思ってます。
どんどん歩いていきます!

すなくら橋
ずいぶん山道っぽくなってきたところで、ポイント地点の「すなくら橋」に到着。



本格的に山の中へ

一気に涼しくなって空気もおいしく、すごく気持ちいい道が続きます!
ひっそりと佇むお地蔵さまたち。麓に比べて人の手入れが届いていないことが伺えますが、逆に風情があって素敵に感じてしまいます。


そろそろお寺に入っていきます。

お寺の入口あるある、階段地獄〜!

興法寺

ゼエゼエいいながら登り切ると、ひっそりと厳かにそびえる『興法寺』さんが迎えてくれます。事前連絡をすれば御朱印もいただけるそうです。境内も素晴らしいそうなので、中にお邪魔してみればよかったです。次回はぜひ…!
お寺を後にし、さらに歩き進めると整備された道に出まして、トイレもありました。ただし、ボットン式で虫もそこそこいましたので、苦手な人は厳しいかもしれません。

ここから地図を見ながらもどっちに進むのか少し迷いまして、アスファルトの道を歩いていくとルートから外れました。車用の道で遠巻きに歩いてしまったようです。
しばらく歩けばルートに合流しました。

危険?スポット
写真がなくて恐縮なのですが、最後に生駒スカイライン(山頂の手前)に出る急登に出会いました。もっと手前にあった看板によると、アジサイ園を迂回して山頂に行ってください、とありましたがなんだか地図をみてもよくわからず、とくに通行禁止とも書かれてないのでまっすぐ進んできたのですw
手を使わないと登れないような急登でしたが、よじ登ると生駒スカイラインに出ました。交通量が多いと横断は危険。色々危険なので迂回してね、ってことだったんですね、成る程。
目の前には遊園地に上がる可愛いリス(?)のリフトが見えました。
山頂に到着!
生駒山の山頂は、ご存知のとおり遊園地になっています。
小さい頃、祖父に連れてきてもらったことがあるそうですが記憶にはありません。
戦前の1929年に開園。当時からあり、現在も現役の飛行塔ですが、戦時中に軍の防空監視塔に使われていたため「金属類回収令」を逃れられた奇跡のアトラクションだそうです。

「生駒山上遊園地」は、1980年代をピークにどんどん入場者数が減少。
試行錯誤を繰り返しますが、ディズニーランド開園、USJ開園なども経てテーマパークとしては厳しい時代が続きます。
しかし、近年は絶叫系アトラクションなどを廃止し、小さな子どもを連れたファミリー層をターゲットにした戦略に加え、生駒山付近の観光が見直されて「昭和レトロ」がブームになると、入園者数が右肩上がりに回復!
一時期は年間17万人まで落ち込んだ入園者数も、現在は40万人程度にまで増えているそうです!この日も多くのファミリーやカップルでめちゃ賑わってました!
景色もいいしレストランもあるので、デートスポットとしても人気みたい♡

生駒山の本当のピークはアトラクションの中にあるのでタッチはできません。(写真撮り忘れた〜!)トレインアトラクションのコースの中にあります。
山頂からの景色をしばらく眺め、おやつに持ってきてた無印良品バナナバウムを食べる。めっちゃ汗かいたからサイダー買う。山頂の甘い炭酸、美味しすぎました。
下山
今回は、大阪側から登って奈良側に下りるコースです。

整備されてる道だけに気を緩めて適当に降りてると、膝に負担がかかります。(めっちゃ痛かった〜)下山のときも体に無駄な負担のかからない下り方しないと。
宝山寺
降りていくと、『宝山寺』に到着。
反対側の登山口はこのあたりからだそうです。

「宝山寺」は商売の神様ということで人気なんだそうです。
御本尊は不動明王とのこと。

そこからさらにしばらく降りていくと、なんだか雰囲気のいいカフェを発見!一人で疲れていたのでここで休むことにしました。

後から知ったのですが、”映像喫茶”というだけあって期間によっては映画が上映されているそうです。この日も大きなスクリーンにきれいな景色の映像が流れていて癒やされました〜。
オーダーしたのはジャマイカ風ハンバーガー。
めっちゃ美味しかったです!!!

あとは階段をどんどん降りていき、まっすぐ歩くと「生駒駅」が見えてきます。

ここから1駅、出発地点の「石切駅」まで戻って車で帰宅しました。
今回のまとめ
今回は、6年ぶりのソロ登山で初めての生駒山でした。
車で奈良方面に向かうときはいつも通り過ぎる山だけに、その山頂に登ったんだ〜!って思うと嬉しかったです。
多少迷うところがあったものの、概ねわかりやすく案内されているルートだったので歩きやすかったです。住宅街、神社、お寺、涼しい林道、そして遊園地…と景色が色々変わるのも面白かったです。
今度は娘と一緒に行きたいです。
記録
所要時間 | 3:03(休憩含まない) |
歩いた距離 | 7.5Km |
↑登り | 583m |
↓下り | 545m |
アクセス方法 | 車・電車 |
スタート&ゴール地点 | スタート:石切駅 ゴール」生駒駅 |
最後までお読みいただきありがとうございました!

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